OS02 量子計算の現状と未来

オーガナイザ

  • 大木 健太郎 氏 (京都大学)

概要

量子計算機の開発は年を追うごとに進んでおり,万能量子計算機を利用できるようになるのは時間の問題であると考えられている.しかし万能量子計算機の完成を待たずとも,特定の用途に特化した量子計算は,すでに様々な場面で使われている.本セッションでは,とくに量子機械学習や量子アニーリングなどの現状とその応用について,実際に量子計算機を利用した課題解決に取り組んでいる研究者達に解説いただく.

OS02 キーノート講演

量子コンピュータを使った機械学習

講師

御手洗 光祐 氏 (大阪大学)

講演日時

5月20日(金) 15:00 - 15:45

講演概要

量子コンピュータは素因数分解など一部の計算タスクを従来コンピュータよりも高速に解けることが知られてきた。近年では、この計算能力を機械学習に応用しようという動きが活発化している。本講演では、量子コンピュータの基礎的な知識をおさえたあと、機械学習への応用のためどのような試みがなされているか概観する。

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